俺らの姫様
「美緒、はよ。」
「おはよ、拓斗。あと、美緒じゃなくて翔な。」
「あ、あぁ」
ん?なんで、そんな悲しそうな顔するんだよ…。
「拓斗?どうした悩み事か?」
「え、あ、いやなんでもない。」
「そうか?」
変なの…。
「美緒??いや、翔か…夾たちのとこ行こ!!拓斗も」
「あぁ」
「うん。」
………緑もなんか違和感感じるんだけど。
気のせいかな??
「翔?」
「ん?」
「どうかしたの?」
「いや、なんでもねぇ」
「あ、夾たちだよ。」
「はよ。」
「おはようございます。」
「おっはよー。テンション低いなー」
ピクッ…あんたがテンション高すぎなんでしょ
「おはよう。テンション低くてごめんねぇー。あなたみたいに元気があるバカじゃないので」
「バカ…。バカってどうゆう…「そのままの意味に決まってんじゃん」
「拓斗てんめぇ……寝返ったのか!!」
「いや、元々お前の下についてなんかいねぇし」