俺らの姫様


確かに、緑の言ったととうり



姫龍そして美緒



二人の女に俺が行く道を照らしてもらっている。

でも、正直


姫龍のほうが明かりは明るい。


だけど、


美緒は、姫龍より弱いけど広い範囲を照らしてくれる。


「結局、どっちが大切なんだろうな。」


緑には、表と裏を照らしてくれた広い範囲を照らす美緒


昔の俺には、強い光で進む道をおしえてくれた姫龍


今の俺には…。


たぶん、両方を必要としている。


美緒を助けるためにおまえの考えを教えてほしいよ。



「きょーう。」


「雅紀…。」

「なにに考えてんの」




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