俺らの姫様
その後も、
『俺が翔のこと見てるから、風邪移るといけないし』
それに情報収集とかニガテだしとボソッと言って
翔の部屋に入っていった。
「夾!!翔が寝たいって言った時なんで寝かせてあげなかったの」
「あいつが嘘ついてると思ったから」
「それって仲間を信じてないってことだよね」
「じゃあ お前だって、なんで裏の顔翔に見せないの?自分の本当の姿見たら翔が離れていくからだろ」
「そうだよ。だから何? 誰にだって言いたくないことくらいあるじゃん」
「うっせーんだよ。隠し事なんていらねぇそんな奴黒龍にはいらねぇ」
「ッチ テメェいい気になってんじゃねーぞ」
「お~こわ裏の緑君ですね」
「ハイ。ストップ」