黒アゲハ Ⅲ -運命- 【全完】
なんと流星は…
そのまま彼女と会うらしく、そそくさと帰って行った。
まぢですか…
流星ってそんなに彼女想いだったのね…
そんなこんなで、あたしはあまり遅くなると体調に悪いため…
帰らしてもらうことに。
もちろん純が気を利かせてくれて。
「もう帰っちゃうの?(うるうる)」
「ごめんね、健」
「また来てね?学校早く出て来るから!!」
「また来るよ」
ちょっと寂しそうな健に手を振り、あたしは倉庫を後にした。