黒アゲハ Ⅲ -運命- 【全完】


「…なんで?」

「いや、最近暇そうだったし、家事大変そうだからさ」


あ…知ってたんだ…

あたしのこと、見ててくれたんだ…


すると純はふっと笑った。


「明日は海行こうか?」


ぽんぽんとあたしの頭を撫でる純に、あたしは「うん!!」と返事をした。


そして…


甘いキスを交わした──…


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