涙流~~RURU~~
「お母さんも歳なんだから、頑張りすぎると倒れるよ!」



「あら、お母さんはまだまだ若いわよ。仕事場でもよく言われるんだからぁ。高校生の娘がいますって言うとみんな驚くんだから」



「はいはい。そうですか…それじゃあ行ってきます」



久しぶりの親子らしい?会話に、ちょっと慣れない不思議な気分のまま、私は学校へ向かった。



家を出る時、母は大きな声で私に、



「いってらしゃい~」と言った。










なんとなく…なんとなくだけど…



たまにはこういうのもいいな…って少し思った。



慣れてないから照れくさいけど…。



なんか…こういうのもいいな…。
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