涙流~~RURU~~
「まじで~~??分かったぁ♪じゃあ、うちに任せといてね」



何故か嬉しそうにそう言って、日南はご機嫌な様子で自分の席へ着いた。



なんなんだ???まぁ、いっか…。



そう思いながらも、私も自分の席へ着く。



席に着いたと同時に後ろから、



「よっ!おはよう琴弥♪」



・・・・・・・。



明らかに私に向けられる声。



振り向くと……やっぱり…その声は……




『あいつ』……だった。




「おはよう…」



このひと言で……



これで会話終了がいい…そう思って目が合わないように目を反らせた私。



そう…出来るなら…目が合いたくないから。



だから、そんな風にこっちに…来ないで…よ。

< 104 / 219 >

この作品をシェア

pagetop