涙流~~RURU~~

大好きな人~~智也~~

朝からすげぇいい天気じゃん。



俺は青空に向かって、思いっきり伸びをする。



こんなにいい天気に恵まれた琴弥の学校の体育祭。



琴弥の日頃の行いがいいからか…なんてね。



気持ちいい天気だし、歩いていくか…と、時計を見る。



そう、時間には正確な俺。



少なくとも琴弥の前ではね。



まだ時間には余裕があるな。



俺は歩いて琴弥の学校へ向かう。



でも、歩いたら思った以上に時間がかかってしまった。



琴弥、待ってるよな…。



焦りながら早足で琴弥の学校へと向かう。



そして初めてくぐる校門を通り抜ける。



俺が通う学校より大きな校門。大きな校舎。



生徒の数も多いんだろうな。



なんか緊張してきた俺。



校庭の方がなんだか騒がしく賑やかだ。



すげぇ………。



めちゃくちゃ盛り上がってるじゃん。



高校の体育祭ってこんなノリだっけ?



俺の学校は…違うな……。







< 169 / 219 >

この作品をシェア

pagetop