涙流~~RURU~~
だから俺はもう1度・・・・・もう1度だけ、



もう1度でけ…気持ちを言いたくて、



あいつを見つけて言ったんだ。



帰りの支度をしているあいつに、



「俺、待ってるから」



これが精一杯・・・・・。



上手く言葉は選べないから・・それでも・・・伝わるか?



伝わったのか心配だな・・・・・。



でも、



でもさ、これで最後にするよ。



これからは俺・・・・・この言葉通り、『待つ男』になるからさ。



その覚悟で言った言葉だよ。



俺はいつまでも待つから。



あいつが俺のところに来てくれるまで・・・・・。



そんな日が来るのを・・・・・待っていたい。



俺・・・・・意外と気が長そうだよ。


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