涙流~~RURU~~
「お前ってさ、どうして俺の事フルネームで呼ぶわけ?」
廊下ですれ違う時、突然、海道貴人にさらっと言われた。
んんっ……考えた事もなかったな。
確かに変かな?でも気づいたらそう呼んでたし……。
「意味はないよ。だってあんたの名前じゃん」
そう言う私を見下ろしながら、
「貴人でいいよ。俺も琴弥って呼ぶから」
と、海道貴人は私の頭に自分の手をそっと乗せた。
「へ?」
呼び捨て??ってこと??……は??あり得ないちゅうの!!
それもなんなのよ、そのこいつの笑顔。
目の前のこいつ……悔しいくらい、爽やかすぎだって。
ただでさえ最近あちこちから痛い視線を浴びてる私。
海道貴人のファンの子達が影でこそこそ言ってるみたいで……。
「じゃあ、そういう事で!よろしく。琴弥!」
は…??私の反応を楽しんでるかのように、海道貴人は私に近づいて耳元でそう囁いた。
廊下ですれ違う時、突然、海道貴人にさらっと言われた。
んんっ……考えた事もなかったな。
確かに変かな?でも気づいたらそう呼んでたし……。
「意味はないよ。だってあんたの名前じゃん」
そう言う私を見下ろしながら、
「貴人でいいよ。俺も琴弥って呼ぶから」
と、海道貴人は私の頭に自分の手をそっと乗せた。
「へ?」
呼び捨て??ってこと??……は??あり得ないちゅうの!!
それもなんなのよ、そのこいつの笑顔。
目の前のこいつ……悔しいくらい、爽やかすぎだって。
ただでさえ最近あちこちから痛い視線を浴びてる私。
海道貴人のファンの子達が影でこそこそ言ってるみたいで……。
「じゃあ、そういう事で!よろしく。琴弥!」
は…??私の反応を楽しんでるかのように、海道貴人は私に近づいて耳元でそう囁いた。