涙流~~RURU~~
どうかしたの…何かあった?



一気に不安になっていくよ。



何もなければそれでいい…俺の思い過ごしなら…ね。












時間は6時…。



ドーナツ屋に入って行く俺。



そして、すぐ窓際の席にいる琴弥を見つける。



顔色はいいし…元気そうな琴弥。



よかった。俺の勘違い…かな。そうだよな。



俺の姿を見て嬉しそうな顔で、手を振る琴弥。



そんな様子から俺の不安も薄らいでいく…。



考えすぎか…。やっぱ、俺疲れてんのかな…。



「ごめん。待った?」



時間には間に合ったけど、ほとんど空になったいる琴弥の飲みかけのミルクティーを見て俺は言った。



「忙しいのにごめんね」



いつもと変わらない笑顔と、



いつもと変わらない琴弥がそこにはいた。



俺は少し安心しながら、琴弥の正面に座った。
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