manaloha
おやすみなさい
夢の逢ひは 苦しかりけり
覚きて かき探れども
手にも触れねば
(大伴家持)
うっとり
寝る子は育つ、と言いますが、みなさん、よく寝ていますか?
人間は、平均して1日の3分の1は眠っているそうです。
ってことは、例えば75歳までに25年間も眠っているということ。
すごくない!?
しかも、8時間の睡眠中に、夢を見るREM睡眠が5回。
生きている間の10年間は夢を見ているという計算になります。
へー
すごーい
まあ、ややこしいことはよく分かりませんが。
夢って楽しいよね
小学生の頃、冬休みにおじいちゃんのお家に泊まるのが嫌でした。
夏休みは、網戸にした窓からの涼しい夜風と月明かりが気持ち良くて快適なのですが、冬休みは絶望的な気分でした。
おじいちゃんのお家は田舎にあるでっかい木造の旧家で、木枠の窓や扉から微かなすきま風。
夜中は真っ暗で、静かで、一間一間がだだっ広いし、寒いし、お手洗いまでの道程が長い。
廊下はぎしぎし鳴るし。
お布団の中で眠れなくて、ひんやりとした空気、暗闇に目が慣れて来ると見えてくる天井の木目も怖いし、古い家独特の雰囲気も、キャメルの毛布も重い。
甘え上手の従姉妹はいつの間にか祖父母の寝室へ消え、ぬくぬくとしたベッドで眠っています。
(たぶん)
早く明るい朝が来てほしかった。
そんな時、ぎゅっと目を瞑って、頭の中で楽しいことを思い浮かべるのです。
するとそこは、たちまちパラダイスになる。
自分だけの楽しい世界です。
ちなみにその頃のマナの妄想第一位は、イタリアへの旅でした。
兼高かおる世界の旅
↑大好きだった!
と、親戚のレーコちゃんからのラブレターfromベニス、フィレンツェ、ナポリのせいです。