クリスマスの贈り物
―次の日

「ふぁ~」

眠っ

昨日遅くまで弘樹とメールしてたからなー

最初と雰囲気は全然違ってたけどやっぱ良い人だ。


私はそんな事を考えながら学校に行った。

教室に入るとすでに真菜は来ていて他の事喋っていた。

「真菜~」

「あっ優香。」

「昨日はごめん!」

私は真菜の所に走っていってすっごく誤った。

「いいよ。いいよ。私と隼人も弘樹君も気にしてないし。」

「ありがとー」

思いっきり真菜に抱きつく。

男子から見て私らってきもいのかな?

でも、そんなの関係ないや。


「ところでさー弘樹君だったじゃん?優香の一目惚れの相手。」

「う、うん。」

真菜のにやにやした顔。

真菜が言おうとしている事はだいたいわかった。


「弘樹君いっちゃいなよ。」

やっぱりね。

「そりゃさー一目惚れはしたけどあの時と雰囲気全然違うかったんだよね。」

「でも好きだったでしょ?」

「もう!わかんない。良い人だとは思うけど・・・」

でもメールじゃ落ち着いてたな。

「じゃあさ、今週の日曜日隼人と遊園地行くんだけど優香と弘樹君も一緒に行こうよ。隼人に聞いてみるし♪」

「え~~~!!邪魔じゃん。」

「いいって。いいって。優香には良い恋してほしいしさ。」

真菜・・・

ありがとう。

でも弘樹とは付き合う気がしないんだよね。

そりゃーかっこいいけどさ。

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