クリスマスの贈り物
「君たちって何歳?」

「彰さんは何歳なんですか?」

男は彰・翔太・勇介と言った。

ちなみに愛の一目惚れの相手は彰だ。


「今年18」

18って5歳も年上じゃん。

「そーなんですかー私たちは今年16です。」

え?

あ、愛さん?

「へー結構近いね。」

「そうですね。」

何言ってんの?

3歳も上言ってー

てか、何でこの人たちもわからないの?

中1と高1は全然違うじゃん。


「優香ちゃん。さっきから黙っててどうしたの?」

いきなり私に話を振られた。

やめてよー


「この子人見知りするんですよ。」

愛がすかさずほろー

ありがとう。

「そうなんだ。すっごい美人なのにー」

勇介が私の髪を触る。

触らないでよ。

でもそういう勇気がない。

は~

帰りたい。



私たちは2時間ぐらいそこにいた。

私は最後まであまり話さなかったけど・・・

帰る時連絡先を教えてくれと言われたので『私が送るんで教えてください』と言って置いた。

送るつもりなんかないけどー

愛は軽々教えてたな。

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