クリスマスの贈り物
あれから一週間はあっという間に過ぎていった。

突然の愛の死にいろんな人が悲しんだ。

お通夜・・・

お葬式・・・

本当にあっという間に終わった。

私は病院の時を最後に愛の顔は見ていない。

お葬式以来愛のことで泣くのもやめた。

私は強くなるんだと心に決めて・・・


愛は私に『優香は私のようにならず強く生きてね。』と言っていると思う。

でも本当は自己満足なんだよね。

もしかしたら愛は私を恨んでるかもしれない。

私のことが嫌いになったかもしれない。


私には後悔だけが残っている。

でも、私は生きていかなければならない。

愛の分も・・・ね。

だから見守っていてください。


後ね、彰とその友達が捕まったんだよ。

あの人たちを私は一生許さない。

愛はどうなのかな?

やっぱり好きだった人だから許す?

その気持ち私にはわからないな。


これが私の過去。


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