瞳の中には君が居て



あたしは近くのコンビニに入り雑誌コーナーへ向かい、ぱらぱらとページをめくっていく。
最後までめくってぱたんと雑誌を閉じた。
次々と違う雑誌を手にとるが、どれもつまらなかった。

あたしは仕方なく飲み物をかい、コンビニをでた


コンビニを出て左に下っていくと、小さなアクセサリーのお店があった。

扉をあけるとからんころんと気持ちの良い音がした。
誰もいないようだ。

かまわないだろうと思いあたしはアクセサリーを物色しはじめた。

すると、あるモノに目がとまったあたし。
そのよこの札には“シーグラス”とでかでかと書いてあった。

「綺麗なおねーさん!うちでバイトしない?」

突然言われ、驚いて後ろを振り返るあたし。

そこにはボブの髪型にブラウン色に染めた、可愛らしい女性がいた。

「……ほんとめっちゃ綺麗ねー!うちでバイトしない?」
「……………………」

あたしは疑いの眼差しでそのひとをみつめた。




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