瞳の中には君が居て



“心”


『しっかりした優しい心を持ってほしい…そんな願いを込めたのよ。』


『心か!いい名前だ!』

お父さん…お母さん…

『あなたどこいくの!』

泣かないで…

『金出せよ!』

やめて…お父さん…

『あんたのせいで、あの人はあの女のところへいったのよ!』

心のせいなの…?

『あんたもあの男と同類ね!』

心はちがうよ…
お母さん…

『~~っ…あんたなんか…あんたなんか産まなければよかった…!』

………………




< 43 / 193 >

この作品をシェア

pagetop