瞳の中には君が居て



新しくなる教室に、新しくなる…クラスメイト。



人付き合いが苦手なあたしには向いていない、さくらが舞う季節、春。


でもね、どうしようもなく、
すきなの。

疲れる季節なのに
なぜか嫌いにはなれなかった。

ねえ、何でかな…?





ねえ…




答えてよ…





左手にはめてあるリングがキラッと光った。





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