瞳の中には君が居て
「……ただいまー…」
「おかえりなさい。心ちゃん。どうだった?新しいクラス…」
おばあちゃんは相変わらず眩しい笑顔であたしをむかえてくれる。
「……ん~…ちょっと疲れたかな…」
あたしは自分の部屋に戻りながら言った。
あたしはカバンをおいて制服を脱ぐと、部屋着に着替えた。
そしておばあちゃんのいるリビングへ向かう。
「心ちゃん、お茶でも飲む?」
「うん…」
「はい、どうぞ…」
「ありがとう。」
あたしはおばあちゃんのいれてくれたお茶をすすりながら、考えた。