もしも…
弘俊は私の問い掛けに対して無言のまま。
「ちょっと!シカ「無理。」
またしても人がしゃべってる時にかぶせやがってー!
……………って、
「へ?」
弘俊の言ったことが頭の中でりかいできていない私。
「俺は、お前が死ぬとか無理。つか、いなくなるのが無理。」
徐々に彼の言葉を理解していく。
きっと今の私、顔真っ赤だろう。
最初は冗談だと思ったけど、弘俊は真剣な顔で私を見ていて、ふざけてるわけではないとわかった。