もしも…

「もー。そんなあたしが心配?
ひろくんは優しいコだね〜(笑)」


私は馬鹿にするように言った。


「は!?ち、ちげーし。
んでもってうぜーし!お前がおとなしいとか気持ち悪いだけだっつってんの。」


…私おとなしかったか?



「はははっ。あ、じゃあ優しい弘俊クンに頼みごとがあります!」


私は笑顔で言った。










なんなんだろこいつ。
ほんとありえない。
なんで今日に限ってそんな
嬉しいこと言ってくれるのかな?









「今日の放課後、
教室に残っててくれる?」































大好きだよ、バーカ





















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