もしも…


―――――…


やっと1時間目の
数学が終わった。


いつもよりも長く感じた。





理由は…
やっぱあいつが隣に
いねーからだよなぁ…。


ハァ〜…


俺は大きなため息をついた。








「弘俊ー。ちょっと付き合えや。」
なんだよそのヤンキーの
呼び出しみたいなの


「ひーろーとー!」

「はいはい、わかったっての。」


俺をしつこく誘うのは、
中学からの親友、リュウだった。





俺とリュウは廊下にでた。




「おい、どこ行くんだよ?」

リュウに聞いた。

「んー…。トイレ?」

「お前は女子か!」

男が連れションて…

「まあいいだろ。
ちょっと話あんだよ。」

…まぁ別にいいけど




< 46 / 58 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop