もしも…
―――――…
やっと1時間目の
数学が終わった。
いつもよりも長く感じた。
理由は…
やっぱあいつが隣に
いねーからだよなぁ…。
ハァ〜…
俺は大きなため息をついた。
「弘俊ー。ちょっと付き合えや。」
なんだよそのヤンキーの
呼び出しみたいなの
「ひーろーとー!」
「はいはい、わかったっての。」
俺をしつこく誘うのは、
中学からの親友、リュウだった。
俺とリュウは廊下にでた。
「おい、どこ行くんだよ?」
リュウに聞いた。
「んー…。トイレ?」
「お前は女子か!」
男が連れションて…
「まあいいだろ。
ちょっと話あんだよ。」
…まぁ別にいいけど