もしも…
「私ね、入学した時からずっと弘俊が好きだったの。
正直弘俊がいるからマネージャーになったようなもんだったしね。
でもね好きだから、ずっと見てたからすぐにわかったんだぁ。
弘俊はユウちゃんが好きなんだなって…。」
――――スッ
神崎は俺から離れた
「私見てるだけでいいとか思えない性分なの。
だから無理ってわかってても、
気持ちだけは伝えときたかったんだ!」
神崎はニッコリ
笑いながら言った
「神崎…ごめん。
俺はユウが好きだ。」
「…うん。知ってる。」
「だからお前の気持ちには
答えらんねぇ。」
「わかった、
告白させてくれてありがと。」