もしも…
「こら待てー!!」
「へっ。追いつけるもんなら追いついてみろ。」
私はまたもや弘俊の単純な挑発に乗ってしまい…
鬼ごっこスタートです。
クラスのみんなは、
「あーあ。またやってるよw」
ってかんじで、特に気にしない。
それぞれで雪合戦を楽しんでいる。
「あれ?あいつどこ行った?」
実は弘俊は学年で1番足が早い。普通に見失った。
「あ、弘俊ならさっき校舎裏に行くのみたよ。」
クラスメートが教えてくれた。
「あ、ほんと?ありがとー。」
早速、校舎裏に向かう私。