花恋
?サイド

俺は、ハルキ。
自分で言うのもなんだが、けっこうイケメてるほう(笑)


「なんだ?これ。」
さっきの子が落とした物らしい。

「LOVE・・・ハルキ?」

こいつ。
「バレてねーみたいだな」
そう。俺は、一応芸能人をやってる。部類的にはアイドルかな。

一応オリコンなんかにも入ったりする。
「てか、ファンのくせに気づかないのかよ(笑)」

まぁアイドルがノコノコ歩いてないよなこんな時間にこんなとこ。

「もしもし?こうた?」
こうたは俺のマネをしてくれてる。
「どした?また獲物見つけたか?」
なぜバレるんだ?
「おう!」
「そうか!!。それより、まだつかないのか?」

そう。俺、迷子なりました(笑)
「道わからん。」

「ハァ~?馬鹿かお前は。」

「わりぃー。迎えに来て?」

「わかった。お前は俺の彼女か」

「すまん。頼みます。」


ハァ~。
俺、久しぶりに泣きたいです(泣)

こうたごめんなさい。
あとでプリンおごります。

「でもいい獲物が見つかった。あの制服なら精凛の生徒だろう。帰りに会いに行くか。」


しばらくして、こうたがやって来た。

「なんだお前。にやけてキモいぞ。」

「失礼な!!
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