If not...




「歓迎しよう。」




ニタリと笑った悪魔が、天使の手を掴んだ時でした。


空よりも高い所から、雷がピシャリと落ちたのです。



悪魔はもちろん天使をも飲み込んだ雷は、神様の仕業でした。

神様は、天使の勝手がついに許せなくなったのです。



天使は体を失ってしまいました。

しかし、それでも神様は許しませんでした。



罰を与えたのです。

この先5千年の間、人々の願いを叶えることに尽力せよ…と。








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