-*-FIVE-*-


~*~放課後~*~

『彩ぁ~~~~~~』

来た、雅!!!!

『彩、ごゆっくり☆』

咲がニヤニヤしながらゅぅ・・・。

『帰るぞ、彩』

『う・・・うん』

帰り道

『彩、あの・・・』

『彼女のことでしょ?』

『あ・・・おう』

『何?なんでも聞くよ』

『俺、別れた・・・』

『え?・・・いつ?』

『一週間ぐらい前・・・。』

『な・・・なんで?』

『向こうに、好きな奴がいるんだって』

『は?』

『笑っちゃうよな・・・』

『いや。笑えないよ。
 ってか。まだ好きなんでしょ?』

『・・・・・・』

『・・・・・・好きなら、諦めんなよ!!
 相手に好きな奴がいるんだったら、
 諦めないで、振り向かせればぃぃじゃん!!!!!』

『・・・そんな簡単じゃねぇーよ』

『知ってるわよ!!そんなことぐらい。
 本当の恋ってもんわね、簡単ぢゃないの!!!!!!』

『・・・・・・・でも』

『でもぢゃない!!
 雅ゎ振り向かせる努力した?
 彼女に、本当の気持ち伝えた?』

『・・・・・・・』

『何もしないで落ち込むなんて、生意気なのよ!!』
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