MoonLight


ポクポクポク…

なんだか重い空気。

3歳だったころの私でも感じとれた。

おじいちゃまは遺影の中で、頑なな顔をしていた。


「…ゆい。あなたの名前はおじいちゃまがつけてくれたのよ。」

「ふーん…。」

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