MIRACLE STATER〜大ッ嫌いな幼なじみ〜


「そんなの、とっくに許してるだろ!
許してなきゃ、お前のこと、好きだなんて言えないだろ?」


何て温かい言葉なんだろう……。


再び目頭が熱くなるのを押える。


「……ありがとう……わたしね、ずっと、響のこと、憎んでた。嫌いだった……
自分で蒔いた種なのに、響のこと、よく思ってなかった……」


「初音……」




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