MIRACLE STATER〜大ッ嫌いな幼なじみ〜


「それは昔のことだろ! とにかく、こんなの、無効だから!」


響が紙を付き返した。


「そういうわけにはいかないのよ、響くん」


「お母さんっ!」


今度はわたしのお母さんが口を開いた。


「二人のこと、疑ってるわけじゃないけど、まだおばあちゃんにはなりたくないし……」


「おばあ……あるわけないでしょ!」


何考えてんのよ!


ありえないし!





< 281 / 288 >

この作品をシェア

pagetop