【短編】いらない人間のころし方【MENS企画】
おっとオッサン発言が過ぎたようだ。
思春期だから仕方ないのだぁー。
……。
まぁ、お父さんと七千の情事はさておいて。
…あまり、さておきたい事柄ではないけどさ。
さて。
今回の障害は、でもお母さん程に大きな障害ではない。
はずだった。
だけど、結婚とは。
正直予想外過ぎる。
ただでさえ七千の存在自体が想定外なのに、更に結婚とは…。
お父さんってば本当にPLAYBOY!!
股間もPLAYBOY!!
おっと、私とした事が。
…とりあえずは、やっぱり七千にも消えてもらうのが一番手っ取り早いよなぁ。
私は机から一冊ノートとシャーペンを取り出し、ベッドに飛び込む。
書き連ねていくのは呪詛でも怨恨の言葉ではない。
ただの自分の指針。
ただの画策。
それはつまり二度目の殺人計画。
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