特別機関『GQ』!!
最後の難関
扉が閉まる。ニキが来た道を戻っていく姿が見えた。
「純、ニキは自ら警視総監の元に…『敗者は大人しく去る』って心で…」
「そっか…
シュン。私達を甘く見てたの?『早かった』だなんて…」
「いいえ、甘くなんて見てません。
ただ、カーサやエンティ、ニキの弱さは予想外でしたね。」
シュンは瑠都の傷を見ながらため息をついた。
「そんな傷しか付けられなかったとは…」
「…結構重症だけどな。」
瑠都がシュンを睨む。
「そんなことありませんよ、私なら
一瞬で殺します。」
シュンは瑠都の後ろに立っていた。
「それはどうかしらね。」
私がそう言うとシュンは瑠都から離れ、私をにこやかに見た。
顔は確かに笑っているけれど、ただならぬ殺気が私に冷や汗をかかせた。
「…まあ、戦わなければわかりませんね。」
「そう。
ところでことはをどこにやったの?ここにはいないみたいだけど…」
「純、ニキは自ら警視総監の元に…『敗者は大人しく去る』って心で…」
「そっか…
シュン。私達を甘く見てたの?『早かった』だなんて…」
「いいえ、甘くなんて見てません。
ただ、カーサやエンティ、ニキの弱さは予想外でしたね。」
シュンは瑠都の傷を見ながらため息をついた。
「そんな傷しか付けられなかったとは…」
「…結構重症だけどな。」
瑠都がシュンを睨む。
「そんなことありませんよ、私なら
一瞬で殺します。」
シュンは瑠都の後ろに立っていた。
「それはどうかしらね。」
私がそう言うとシュンは瑠都から離れ、私をにこやかに見た。
顔は確かに笑っているけれど、ただならぬ殺気が私に冷や汗をかかせた。
「…まあ、戦わなければわかりませんね。」
「そう。
ところでことはをどこにやったの?ここにはいないみたいだけど…」