あたしとチビめがねくん
しばらくして
あたしも寝ていた。
朝あたしは
1番に目が覚めた。
めがねくんを
起こさないように
静かに起きようとした。
ちょっと動くと
めがねくんは
あたしを抱き寄せた。
それだけで
キュンキュンした。
もう好きだと
錯覚しそうなくらい。
あたしが好きなタイプは
身長が170㎝以上で
鼻が高くて細い人。
中身はちょっと
Sっ気がある人。
めがねくんとは
正反対なタイプだった。
唯一当てはまるのが
細いくらあだった。
まさか好きになる筈がない。
あたしはそう確信していた。