霊感
普段

仕事で

警察対応や事故対応はなれているはずの自分が

支離滅裂。

動転した。



救急車か?

死んでるぞ!!


警察か?


その一方で冷静な自分もいた。

119番。

「母が死んでいるんですけど。」


電話の向こうのほうがあわてていた。



数分後、救急隊がきた。

4人。

救急隊から警察への通報。



10人以上の警官がきたと思う。


「事件性があるかないか調べますから」


刑事らしき一人の警官が言ったと同時に



ふたま続きの和室のふすまが


パーン、パーン、パーン

と閉じられた。



その音にわれにかえり涙がでた。
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