霊感
第13章
あのとき
母が亡くなって
数日後
どうしても
どうしても母に会いたい
と願った。
夢か
幽体離脱か
わからないけれど
幼少時期をすごした母の勤務先
玄関の前にいた。
すりガラスのすきまから
若い母が見えた。
思わずドアをあけ
「母さん!」
とさけんではっとした。
前記〔第4章〕の幼い頃に
体験したあのときだ。
事務所の右奥で
幼い自分がいた。
映画で
今会いにいきますってあったけれど、
自分のあのとき
反対バージョンだ。
数日後
どうしても
どうしても母に会いたい
と願った。
夢か
幽体離脱か
わからないけれど
幼少時期をすごした母の勤務先
玄関の前にいた。
すりガラスのすきまから
若い母が見えた。
思わずドアをあけ
「母さん!」
とさけんではっとした。
前記〔第4章〕の幼い頃に
体験したあのときだ。
事務所の右奥で
幼い自分がいた。
映画で
今会いにいきますってあったけれど、
自分のあのとき
反対バージョンだ。