天使に恋した悪魔






「あ……ぁのォ…」




アランとか言う死神が話し掛けてきた。





死神ママと母上がいなくなったのを確認すると私は、一気に本性をむきだしにした。







普段大人しくしているが所詮は悪魔。






机に両足を乗っけて足を組み、ソファにダランと寄り掛かってチョコケーキを爪が出た手で、手づかみで一口食べた。








そして冷たい目で見据えると





「あ?…なんか用??」





これが悪魔なら誰でも持っている本性。




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