天使に恋した悪魔




「嫌です」



「嫌では通りませんよ.....きっと心配してます」




ゼウスはチラッと私を見た。





「今日はここに泊まりなさい...もう遅いですから」








私は紅茶を全部飲み干した。

その瞬間
なにかの気配に気づいた。


「?...誰かきた.」




「ぁん?!誰も来る予定なんてねぇよ.適当な事言うな」







ゼウスは目を閉じて探りはじめた。





「南の方向から時速180キロで誰かきますね」





「!!.....まじかよ..」





「男の人...オレンジ色の髪で白い服をきてる…羽....真っ白な羽がついてる」











誰だろう…
とんでもない力の持ち主にちがいない……
どんどんものすごい早さで近づいてくる..



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