天使に恋した悪魔





「うん.珍しい」



健次は私の羽を見てから今度は爪を触った。













「写真撮らせてよ♪」



健次はふところからカメラを取り出した。





そして、カメラを私に向けた。







その瞬間



バギッ!!!!!!!!



私は健次のカメラを引き裂いた。












「ぁ〜っ!!!!!!!俺……俺の相棒がぁっ...そんなぁ.....ちょ.....え?..マジでぇ?!...へ...??..」





健次はカメラの残骸を見るなりあたふたしていた。














「ふざけないで」





私は怒りと悔しさでいっぱいになっていた。



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