天使に恋した悪魔
出発から約26分後に刑場へと着いた。初めてくる刑場は生々しく血のニオイでいっぱいだった。
無理もない血の河が流れているのだから。
そこには何人もの罪人が浮いたり沈んだりしていた。
「ッ……」
思わず口をふさいだ。
口をふさいでいると後ろから声が聞こえた。
「今日はよろしくお願いします」
振り返るとゴツい赤鬼たちが立っていた。
刑の執行人
「ぁ…今から今日の罪人を連れてきます。」
私は赤鬼は初めて見たので頭をさげてササッと飛び立った。
わぁ〜ッ
なんであんな怖い顔してんの?!怖かったァ!!!!
さて、今日の罪人はと…
あっ
いたいた!!!
こうしてなんとか赤鬼たちに罪人たちと罪人リストと手帳を渡した。
地獄の番人の仕事は赤鬼たちの見張り。
不等な罰を与えないか調整と指導を行うのだ。
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