天使に恋した悪魔






部屋に戻った私はびっくりしてしまった。





部屋中が無惨にも散らかっていたからだ。


それを一緒に呆然と立ち尽くして見ていた健次が口を開いた。


「俺掃除は苦手なんだけど……仕方ないっかぁ♪」







健次はイッチ.ニ.サンッ.シッっとストレッチすると手をかざした。






その瞬間にすべての家具が元通りになってしまった。



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