天使に恋した悪魔
裁判の結果無罪が確定した。
私は母上に連れられて家に帰った。
それからは、牢屋に入れられてしまっていた。
「頭を冷やしていなさい」
それだけを言い残して。
牢屋生活は今日で3日目。
食事も水も何も与えられることなく私は、喉の渇きに苦しんでいた。
「うっ...」
普段なら水がほしいって言うのが当然だけど私は今無性に健次に会いたかった。
「…健次……」
健次....今頃何しているのかな..わたしの事.....まだ覚えてるのかなぁ...
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