天使に恋した悪魔
泉から地獄を覗き込んでびっくりした。
黒姫が檻の中で倒れている。
俺は急いでゼウスの元に向かう事にした。
「健次くんっ...あの..どこに行くの??」
マリエが後ろに立っていた。マリエは僕の婚約者で幼なじみだった。
もっとも家族が決めた婚約者。
「ゼウスのとこ行って黒姫を助ける」
マリエは驚いていた。
「黒姫..??誰.その子..」
マリエののんびりした口調に付き合っていわれない。
「俺.ちょっといってくるわ」
俺は全速力でゼウスの元へと向かった。
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