大切な人
最上階のレストランで食事をして


慣れない雰囲気でお酒を飲んだせいか少しだけ酔ったみたい


『アヤ大丈夫?』


『…うん…ごめん、少しだけ横になれば治ると思う』


フカフカのベッドに横になってるとオサムが水を持ってきてくれた


『…オサム、ごめんね』


『何が?』


『なんか少し飲みすぎたっぽい』


『珍しいよね。大丈夫?体調悪くない?』


『うん。大丈夫』


オサムは私が寝ているベッドに腰掛けて手を握ってくれる


やっぱりオサムとならこの先もずっと一緒に……



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