大切な人
『……ちょっと狭いかな』


白石さんの寝室にはシングルベットが一つ


「アヤちゃん奥いいよ」って白石さんが言うから


窓際にあるベットに先に入った


『大丈夫?狭くない?』


『はい……』


『…………』


『……今日はありがとうございます』


『うん』


『プレゼント大事にします』


『うん』


ベットの上でブレスレットを触りながら私と白石さんは向かい合ってて


少し話してたら白石さんが腕枕をしてくれて


そのまま私を抱き締めた


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