大切な人
『アヤちゃん』


『白石さんいきなりごめんね』


『いいんだよ。早川とはちゃんと話せた?』


『うん』


『それなら良かった』


話し終わるとそっと私の手を握る白石さん


『白石さんは何話してたの?』


『俺?……まぁ色々ね』


『そっか』


ユウタと話した白石さんもなんとなくすっきりした顔をしてて


何を話したのかは教えてくれなかったけど


悪い話しではないみたい


< 73 / 172 >

この作品をシェア

pagetop