浮気性の彼
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「……ん…」
カーテンの隙間から眩しい朝日が覗いて目が覚めた。
昨日、泣き張らして、そのまま寝ちゃったようだ。
ベットから起き上がり下に降りて、鏡に自分の姿を移す。
「うわ…最悪」
泣き張らした目は、思いきり腫れていて、近くから見たらわかるようだった。
「どうしよ…」
取りあえず、いつもはしない化粧で、目の下を隠してみた。
うん、何とか平気。
ーピンポーン
その時、いつものようにインターホンが鳴った。