王子様はご主人様!?
「それでね。まだ彼忙しくて…。花梨には紹介出来ないんだけど―…」
「そっか―…」
前聞いた話しじゃ、社会人だもんね。仕方ないか……
「じゃあ、忙しくない時にでも紹介して♪唯がそこまでベタ惚れした彼氏、見てみたいからさっ♪」
「う///うん///」
いいな―…恋って……
それから普段照れない唯をおもいっきりカラカって、カフェを出た。
「ねぇ、次どこ行く?」
と聞くと
「じゃあさ、あそこのショッピングセンター行こっ。服とか新しいの買いたいし」
唯がそのショッピングセンターを指さしながらそう言った
「スカートが欲しいなぁ―…。いいのがあるといいんだけど」
「デートの為の?」
「ばっかっ!別にそんなんじゃないからっ!!」
ふふっ…本当に今日の唯はからかいがいがあるよっ♪
「シフォン系のスカートとか………」
「どうしたの?唯?」
言葉が止まった唯が不思議に思い、唯の視線の先を辿った
「………っ」
その目に入ったのは、仲良さげに笑いあってる輝と女の子の姿