王子様はご主人様!?
王子様な俺-輝Side-
「輝く〜ん。ここ教えてぇ〜」
朝からべったりくっついてくる女たち
化粧は濃ぃし、香水の匂いだってプンプンさせている
そんなお前らが、勉強って…
…あり得ないだろ?
なんて、この俺が言うわけもなく…
「あっ、ここはね……」
親切に教えてやっている
「輝く〜ん。ここは〜?」
まだあんのかよ…
「ここもこうしたら簡単だよ。」
「あっ、ほんとだっ!さすが輝くん」
当たり前だろ…。
俺なんだから。
「輝く〜ん。私、髪色変えたんだけど〜。どうかな〜?」
髪色?
「うん。凄く似合ってる。」
そう言って微笑むと、嬉しそうにする女
ってか髪色とかわかんなかったし…
つ―か変わったか?
「輝くんの髪も綺麗だよね―?」
「そうかな?」