王子様はご主人様!?
「さっきさ、拒否したし。そろそろいいだろ?」
「……は?」
「さっきの続き。キスしよ?」
「っ///……んっ」
まだ返事も聞いてないまま、唇を塞いだ
「っ……//」
チュッとすぐに離した触れるくらいのキス
「花梨…好きだよ。」
「……輝」
そっと引き寄せ、耳元で囁いた
「俺のことが好きすぎて、泣いちゃう花梨も、な。」
「っう///」
きっと今俺は、凄く悪い顔をしてるんだろうなぁ―…
でも、これでも顔が弛まないように必死なんだ。
やっと手に入れた……
もう俺のモノだからな。
「覚悟しろよ?」
「へっ?ん……」
それだけ呟いて、また優しく唇を塞いだ