王子様はご主人様!?
愛しい恋人-輝Side-
『輝が、忘れさせて……』
「か、花梨……?」
なんか今空耳が……
「あの……さ」
言葉を探すように花梨に話す
「花梨…何のじょ……」
何の冗談……?
と言って笑い飛ばそうと思ったけど……
真っ赤に頬を染めている姿を見て、言葉が詰まった
「ひ//ひか……ん゙っ!!」
反則だろ…っ
こんな可愛いこと言うなんて……
「ふっう……ひかっ…んっ」
溺れるようにキスを繰り返した
俺が押し倒している体勢だから、花梨は抵抗出来ない
「んっ……輝………」
そっと唇を離す
「ごめん……苦しかったか?」
「う…うぅん///」
あぁ―…やべぇ―……
「へ…?輝……?」
花梨の上から退いて、ベッドに腰かけた